Gentooリリースエンジニアリングチームは、Gentoo Linux 2005.1-r1のリリースをアナウンスします。
この2005.1-r1リリースは、2005.1リリースに対するメディア更新です。
これは、同じベースのスナップショットを用いとてもわずかな変更点を含んでいるリリース、という言うことになります。
基本的に、バグフィクス以外の修正を含んでいません。
すべてのアーキテクチャチームがこのリリースを依頼されましたが、来年の2006.0リリースの前に一時的なリリースが必要なほどのバグがあるアーキテクチャはわずかでした。
このメディア更新は、ステージファイルとインストールCDイメージだけの更新です。
2005.1のパッケージイメージはそのままで、リビルドされていません。
お使いのミラーサーバーの2005.1-r1ディレクトリの下に新しいリリースメディアがあります。
次のアーキテクチャが存在します。
AMD64, PPC64, SPARC, x86
この一時的なリリースは2005.1リリースにあるたくさんのバグを修正しています。
SPARC - Added missing mdadm package
PPC64 - Updated iprutils/sysfsutils
このリリースで修正されたバグ:
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#79758 - Add vlock to the livecd
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#83276 - Install CD fails when using a USB CD-ROM
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#87182 - skge: ignoring bogus sensor interrupts
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#88777 - python-fchksum missing dependancy during emerge -e system
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#89650 - Adding ACX1xx support to the next LiveCD
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#101962 - Bad permissions on stage3-athlon-xp-2005.1, stage3-pentium3-2005.1 and stage4-pentium4-2005.1
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#102128 - portage snapshot stored in /mnt/cdrom/snapshot not /mnt/cdrom/snapshots
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#102491 - Cannot clear first character of keymap if incorrect
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#103275 - stage1-x86-2005.1.tar.bz2 - bad symlinks under /etc/runlevels/*
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#103610 - yaboot-static claims incorrectly that /proc/device-tree broken is in the 2.6.12 kernel series
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#107529 - forcedeth driver on LiveCD not patched to v 0.42; causes unrecoverable ethernet hard reset
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#108689 - smbfs support problematic (request: support cifs instead)
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#108751 - amd64 2005.1 default kernel lacks IOMMU support; breaks w/ >4GB RAM
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#111269 - genkernel mismatch on 2005.1 amd64 universal cd
また、x86用の新しいGentoo LinuxインストールLiveCDが/experimentalの下にあります。
このバージョンは2005.1スナップショットがベースになっていますが、いくつかのバグが修正されています。そしてGentoo Linuxインストーラー0.2が付属しています。
また、AMD64用のLiveCDも/experimentalにあります。このLiveCDは新規のもので、多くのテストがされていません。
しかし、2005.1リリースの構築の成功したものと同じスナップショットが使われているので、問題は最小限のはずです。
どちからのLiveCDで問題に遭遇した場合には、http://bugs.gentoo.orgでGentoo Release Mediaのところにバグ報告してください。
インストーラー自身の問題の場合には、Gentoo LinuxのGLIでバグ報告してください。
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