今回お知らせするのは、Gentoo アップグレーディング ガイドの翻訳完了のお知らせです。
すでにご存じの方もおられると思いますが、実は、このガイドは、すでに翻訳を完了しており、公開されていました。しかしながら、みなさんへ、ニュースとしてお知らせする前に本家ドキュメントが大幅に更新をされてしまい、ニュースできなくなったという経緯があります。
今回、晴れて最新に更新ができましたので、お知らせすることができました。
さて、このドキュメントは、タイトルの通り、Gentooをアップグレードするための手順が各リリースプロファイル毎に解説しています。また、アップグレードの意義や、カスケードプロファイルへの対応方法についても言及されています。Gentooを継続して使用されている方には、一度、目を通されることをおすすめします。
原文より:
ここはGentooの世界、アップグレードの考え方は以前のLinux世界と比べてまったく違います。御存じの通り、私達は、新しいリリースを待ち、リリース版をダウンロードして、焼いて、 CD-ROMドライブにセットして、そしてアップグレードするような伝統的なソフトウェアアップグレードの方法をしていません。
あなた(すべてが終わった後のGentoo ユーザ)は、この処理が常に最新の環境でいたいパワーユーザにとっては非常にイライラするとわかります。 素早くそして頻繁にアップデートができるaptやapt-rpmのような、評判があり普及しているツールを考えると他のディストリビューション出身のパワーユーザでさえ、たぶん同じ考えだと思います。 しかし、要求の多いユーザを満足させるのにGenooよりも適したディストリビューションはありません。なぜなら、当初より、Gentooは差分を更新するという考え方で設計されたからです。
理想としては、あなたは一度だけインストールし、そしてリリースによる苦労をしないことです。
A Portage
Introduction(日本語訳) やGentoo Handbook(日本語訳)の指示に従うだけでよく、
どのようにしてあなたのシステムを最新に保つかを説明しています。
普通はそれでうまくいくのですが、たまに、アップデートが必要なコアシステムへ手動設定を行います。
こちらからどうぞ。
Gentoo アップグレーディング ガイド
翻訳をしてくださった真藤さん、査読をしてくださったみなさん、
また、前回の翻訳をしてくださった、木ノ下さん、やっとニュースにできました!
どうもお疲れさまでした。
|